わたしの記録

働けない私、家にいたい私。でも家族を守りたい私。

夕陽の光に包まれながら、ふと過去の自分の背中がよぎった。この文章は、今の私が、あの頃の私へ宛てた手紙のようなもの。

30代前半、アルバイト同様の契約社員として上京してきた。私は一度も正社員になれたことがない。就職氷河期のせいにしてしまえばそれまでだが、私自身、一つの会社や組織に居続ける覚悟や自信がなかった。何かうまくいかないことがあれば、“これは自分には向いていない”と見切りをつけ、資格取得や転職サイトを眺めて“前進”しているよう見せていた。志が高いのではない。ふんばる力がないのだ。

今も逃げの姿勢を持っている私だが、一つだけ自分を大いに褒め称えたいことがある。それは、夫を見つけ出したことだ。

夫はバリバリ仕事ができるわけではない。家事をそつなくこなせるわけでもない。毎朝、探し物をして慌てて家を出ていく。そんな夫を見ていてイライラしないわけがない。でも、夫は私の一番の味方だ。私の家族以上に私の可能性を信じ、生涯を共にすることを心に決めている。人の悪口も言わず、感情的に人や物にあたることもない。私の容姿におけるコンプレックスについては、「そこが好き」と即答してくれた。

この人を大事にしていこう、そう決めたのに、ちょっと心の余裕がなくなればすぐに夫にあたってしまう。余裕がなくなる原因は経済的な問題や、日中のワンオペの疲れによるもの。

今の私は稼ぎがない。幼い子どもたちを育てながら仕事をすることが、自分の性格や性質上あっていないと思っている。幼少期は忙しい両親の代わりに祖父母と過ごしていた。母親が休みの日は一日べったりしていたことを思い出す。そんなこともあって、子どもができたら家にいたいとずっと決めていた。わかってはいたが、やはり現実は厳しく、夫の給料だけでは暮らしていけない。両家に頼りながら、貯金をくずしながら暮らしているのが実情だ。情けないことに、経済的自立ができなかった。まずは、この問題から解決していかなければならない。

先日、私は30代後半に突入した。ずっと一人でいるのかと思っていたあの頃の私へ伝えたいことがある。

失恋は運命の人に出会うまでのパスポートと言われることがある。まったくもってその通りだった。過去の恋愛と比べて何より異なるのは、不安になることがない恋愛だった(今も恋愛気分は保っていたいところ)。

そして、人生をかけて守りたい子どもたちに恵まれる。
ただ、お金がない。それにキャリアも、ひとりの時間もない。気力と体力もなくなる。

いよいよ30代後半に突入だ。ここからは、私がこれからの人生で大切にしていきたい願いを、記録として残しておきたい。

これからの私の願い

  • 家で家族の帰りを待てるような働き方をしたい。
  • 好きなことで収入を得たい。
  • 自分を好きになれないまま、認められないまま人生を終えたくない。
  • 家族に不自由な思いをさせたくない。
  • 健康でいたい。

そんな都合のいい生き方ができるか、と思われるだろう。だけど、私は自分をあきらめたくない。夫以上に私自身が、私の可能性を信じられるようになりたい。

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